社会人・未修者への配慮

00l.gif

 法科大学院は、多様な背景をもった人材から法曹を養成することを使命としています。大学までに法律を専門に学ばなかった人や法学系学部を卒業して法律からしばらく離れていた社会人も積極的に受け入れて、3年間じっくり鍛え上げて司法試験の受験資格を与えるのが法科大学院です。
 山陰法科大学院では、設立当初より、社会人、法学未修者を広く受入れています。そして、これまで山陰法科大学院では22名の司法試験合格者を出しましたが、そのうち非法学系出身者と社会人が14名を占めています。合格者の中にはすでに地元山陰で弁護士として活躍している修了生もいます。
 本研究科では、社会人・未修者のかたができるだけ早く授業に取り組むことができるように、入学前に「法律学習導入教育講座」を開催し、4月の授業開始に先立ち導入教育期間を設け、法のシステムや裁判制度の基本的な仕組み、法の役割・機能、法的思考方法の特徴やそれに必要とされる能力などについて学習しています。
 また、公法、民事法、刑事法の各分野について「入門科目」を設置しています。これらの科目を受講することにより、各分野の基礎的な知識や法的思考力(考える力)を身に付け、講義を中心とした基本科目から演習形式の総合科目へ学習をスムーズに積み上げて行けるよう配慮しています。