平成23年度特別講演シリーズ第2回を開催しました

2011年7月21日

本年度の第2回特別講演会として、松江地裁の河村浩民事部統括判事をお招きして「裁判官から見た要件事実」という題でお話しいただいた。本法務研究科でも、要件事実教育にいっそう力を入れていく方向であり、その先駆けとなるご講演であったが、来場者は院生23名と教員5名で、要件事実に対する関心の深さをあらためて示すものだった。
ご講演内容は、要件事実の基礎的な捉え方に始まり、具体的な事例における要件事実の考え方に及び、さらには主張立証と反論という設問と要件事実との関係などについてもご解説をいただき、非常に内容の濃いものであった。実体法をより理解するうえでも、また、事案分析能力や論述能力を高めるうえでも、早い時期から要件事実を基礎においた勉強が必要であるということを感じさせられ、大変参考になった。質疑応答の後、院生も参加した懇親会にもご出席いただき、たくさんの貴重なお話しをお伺いすることができた。

 
第2回講演会第2回講演会

写真:(左)河村浩 民事部統括判事  (右)講演会の様子