平成28年司法試験結果について

2016年9月6日

            平成28年司法試験結果について
                                山陰法科大学院
                                研究科長 朝田 良作

 平成28年司法試験は、5月11日から15日にかけて実施され、山陰法科大学院からは15名が受験しました。6月2日には短答式試験の結果が発表され、8名が合格しました。本日午後4時に法務省から最終合格者の発表が行われましたが、山陰法科大学院からは1名の最終合格者を出すことができました。
 最終合格者を出すことができ、教職員一同たいへん喜んでおります。
 全国的に法曹志願者と法科大学院への入学者が減少し続け、法科大学院制度そのものがさらに大きく揺らぐ中、「地域に深く根差した法曹」をめざし司法試験に取り組んできた修了者のみなさんをまずは心よりねぎらってあげたいと思います。
 言うまでもなく、最終合格者を出すことができたのは、平成25年6月17日に山陰法科大学院が単独での募集停止を公表せざるを得ず、その後少しずつ勉学環境が厳しくなる状況にも拘らず、本研究科の修了者のみなさんが法曹をめざし日々努力してきた成果だと思います。それは、私たちの想像を超える並々ならぬ努力だったと思います。
 当初の司法制度改革の理念にしたがい山陰という鄙の地にありながらも法曹をめざし勉学に励んでこられた修了者のみなさんに心より敬意を払いたいと思います。
 現在、「地方在住者や社会人等に対するICT(情報通信技術)を活用した法科大学院教育について、平成30年度を目途に本格的な普及を促進する」との法曹養成制度改革推進会議の決定(平成27年6月30日)に基づき、その実施に向けた検討が文部科学省で行われているようです。このような動きも見据えながら、山陰法科大学院は、これからも、山陰の地域で法曹を目指す人のために、どのような取り組みをすべきか考え行動してゆくとともに、在学生と修了者のみなさんが一人でも多く法曹資格を取得できるように更に教育改善を行い、努力してゆく所存です。今後とも、みなさんのご協力とご支援のほど何卒よろしくお願いします。